当院も開業して10年を超えています。
その点も踏まえて、当院の特色について、ご紹介いたします。

何でも相談できる「まちの小児科診療所」

当院は一般小児科診療所ですので、地域の患者さんがまずいちばんに受診される医療機関として、開院以来、「何でも相談できること」をつねにモットーとして心がけてきました。

患者さんによっては、「こんな症状で来てしまって申し訳ありません」と恥ずかしそうにおっしゃられる方もございますが、診察の結果、実は重症だったことも数多く経験しています。
本当に軽症かどうかは、実際に診察してみなければわからないことも多いです。

病状が「軽い」「重い」を的確に判断するのは、専門医でも難しいことがあります。
ましてや一般人の親御さんでは、迷って当然だとも思います(でも、親御さんに「先生、やっぱりこの子おかしい」といわれて緊急手術が必要な病気がみつかったこともあります)。 とにかく心配であれば受診していただき、「軽かったらそれはそれでよかった」となりますし、重ければ「早く受診してよかった」となります。

①軽い病気をていねいに

病気の重さについては色々考え方があるかと思いますが、「眠れない、ごはんが食べられない、遊べない」といった日常生活活動に支障がある程度の軽症から、「命の危険がある・重度の後遺症が残る」可能性がある重症疾患まで、幅が広いです。
しかし軽い病気といっても「鼻づまりがつらくて夜眠れない」場合は、やはりしんどいと思います。
この場合、鼻処置で鼻づまりを解除するだけでも眠れるようになることがあります。
診療所の仕事は、一つは、病気で障害された日常生活を少しでも快適に送れるようにすることと、もう一つは、命の危険がある病気を見逃さず高次医療機関に適切に紹介することです。
当院では、1000名の患者さんが来られた場合、900名は軽症患者で、90名は点滴治療1回で済む程度の患者さん、10名程度が入院治療が必要な患者さんになります。
圧倒的に多い軽症患者さんを丁寧に診療することが大切だと思っています。

②診療所で完結できる病気はなるべく診療所で

この見極めはなかなか難しいのですが、なるべく診療所で確定診断がつけられるように心がけているつもりです。
昔と異なり、今は診療所である程度のことはできるようになってきています。
また、治療についても、点滴治療1回で済ませられそうな場合は、なるべく診療所で診ようと考えています。 病院の機器でなければ診断がつけられない、数日にわたり点滴が必要と考えられる場合などは病院への紹介が必要です。

③重い病気が隠れていないか注意して

誰がみても重症な場合は、まだわかりやすいのですが、「まさかこの症状で」ということがときにあるのが、人間の怖いところです。
なるべく思い込みを避け、初心を忘れず「何かが隠れているかも」と思いながら診療するようこころがけています。

院長プロフィール

氏名 森 啓之
院長略歴 平成8年3月  大阪市立大学医学部卒業
平成8年5月  大阪市立大学医学部附属病院小児科 臨床研修医
平成10年4月 大阪市立十三市民病院 前期臨床研修医
平成11年4月 大阪市立大学大学院医学研究科(平成15年3月大阪市立大学医学博士第4297号)
平成15年4月 若草第一病院小児科 医員
平成17年4月 大阪市立総合医療センター新生児科 医長
平成21年5月 もり小児科クリニック開設
平成28年7月 医療法人もり小児科クリニック 理事長
所属学会 日本小児科学会、日本小児内分泌学会、日本骨代謝学会、日本夜尿症学会
日本周産期新生児学会、日本新生児成育医学会
資格 日本専門医機構認定小児科専門医、PALSプロバイダー
専門分野 小児科一般、小児内分泌・夜尿症、新生児
校医・園医 京都市立石田小学校
世光保育園、桃陵乳児保育園、桃陵保育園、西福寺幼児園、かがやき保育園、西田保育室
趣味 登山、旅行、音楽、合唱、ギター、読書